Wednesday, December 18, 2013

猪瀬知事辞任

やはり、都知事に当選した瞬間の当惑したような顔つきの裏には、こういった事情があったのか。動画はすでに削除されてしまったので、当選当時の表情は見られないが、当確が出た瞬間の猪瀬氏の当惑したような表情はいまだに脳裏に焼きついている。

ちょうど、去年の今頃、選挙資金のおかげ(?)で、433万票超という都知事選でこれまで最高を得票して当選した猪瀬知事だったが、都知事選史上最短の1年あまりの任期で辞任に追い込まれた。

ほとんどのメディアは、猪瀬氏が徳洲会グループから受け取った金額を5000万円としているが、実際に猪瀬氏が徳洲会グループに依頼したのは、1億円で、あれだけの票を集めるには、1億では足らないくらいの選挙資金が必要だったことだろうと思う。

なぜ、徳洲会グループは、猪瀬氏に選挙資金を提供したのだろうか。これはあくまでも個人的な予想だが、徳洲会グループが新宿にある東電病院を獲得するのに、都知事の鶴の一声が欲しかったからと思われる。もちろん、猪瀬本人は東電病院を徳洲会グループが取得しようとしていたことについて感知していなかったとしているが・・・・。

都議会が今月、総務委員会で4日間にわたって実施した集中審議でも、曖昧な点や過去の説明との食い違いが目立った知事の答弁。猪瀬氏の言うことは、誰も信用しないだろう。

この徳洲会グループからの資金提供なんてほんの一部に違いない。この件が、公になってしまったのは、徳田虎雄前徳洲会理事長(75)が筋肉が動かなくなる筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患い、声がでないため、会話のすべてを手記で行わなければならず、その証拠が記録されていたからだという。




人間の価値は、死後、人々にどのように記憶されるかということで決まる。猪瀬知事は、私欲とカネまみれの薄汚れたブタとして人々の心に記憶されるに違いない。恥を知れ。

今の日本の選挙システムでは、カネにクリーンな候補所は当選できないようになっているらしい。次はどんな私欲にまみれた奴が都知事になるのだろうか。不安がよぎる。

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